読んで面白かった本たち~1月編~
活字が好きだ。
わたしは映画やドラマよりも(もちろん映像も好き)、活字が好き。
とはいえ最近はそこまで小説を読んでおらず持っている本の再読が多かったので、なんとなく気になってたけど読めてない小説を重点的に読んだので感想を書く。
今月は7冊読んだ。
来月もこの感想書きを書くのかは不明。
2016年芥川賞受賞作。
芥川取った作品を読むのはかなり久しぶり。実際、かなり面白かった。
同じ芥川賞を取った「推し、燃ゆ」もそうだけど現代にとってのマイノリティを描いている作品が芥川賞を取るのはかなり良いことだと思う。
そう書いているわたしは古倉さんにとって「あちら側」の人間。
ドドドドド王道。なんで今まで読まなかったんだ?
そう思えるくらい面白かった。
短いし文章も読みやすいので読書苦手マンにも読んでほしいな。コンビニ人間も同じ。
湊かなえの本は告白以来読んでなかったのですが、放送部が題材になっているにも関わらずなんだかんだ読めていなかった…。
わたしは人生において一番の暗黒時代かつ自己肯定をまったくできなくなってしまったのが高校時代の3年間で、最低オブ最低のド最悪みたいな高校時代を送っていたんですがその中でもやりがいを感じていたのが放送部だったんですよね(隙自語)(オタク特有の早口)(瞬足)(コーナーで駆け抜けろ)
そう!放送部は昼休みに音楽流す部活じゃないんだよ!!!!!!Nコンは合唱以外のNコンもあるし、春の甲子園で司会をやっているのはNコンで優勝した人だし、大会後はNHKの番組でNコンの決勝作品が流れるんだけど、それを知っている人は殆どいないんだよな・・・・・・・・
CUEシートは授業中に書いていたし(だめ)、文化部特有の変人というか、独特の気持ち悪さがしっかり表現されてて作家さんの凄さを感じた。わたしも高校時代はたしかに気持ち悪かったんだと思う。
高校を卒業して6年近く経って色々あったけど、高校時代のわたしも、今のわたしも何者かになろうとあがいているのは変わらないんだよな。それに改めて気付かされてくれた湊かなえにはマジで感謝。ブロードキャストの続編を書いてくれるのマジで神すぎる。
まあ、めtttttっちゃ黒歴史も作ったけどね!!